田部藍子

〈アフターデジタル〉良質なユーザー体験が行動データ蓄積のカギになる

DX(デジタル・トランスフォーメーション)の目的とは何なのでしょうか? その問いに対して、「DXの目的はUX(ユーザー・エクスペリエンス)である」と、株式会社ビービット 東アジア営業責任者の藤井保文氏は答えています。藤井氏はデジタルデータの活用が進んでいる今の世界を「アフターデジタル」と捉え、企業が取り組むべきDXの方向性を示しています。 多くの企業においてDXへの取り組みが加速している今、その目的は企業(事業)サイドの視点以外でも語られているでしょうか?DXは、自社の顧客にはどんなメリットをもたらすので ...

オープンイノベーションが失敗に陥る3つのポイント

このような方は是非読んでみてください。 ・オープンイノベーションが何か理解したい方 ・ウィズ/アフターコロナ時代のオープンイノベーションの方向性が知りたい方 ・オープンイノベーションの失敗理由を知りたい方 オープンイノベーションという言葉が一般化して久しいですが、オープンイノベーションとは何かを説明できる人は少ないのでしょうか。 今回は、オープンイノベーションの歴史から、その失敗事例までをオープンイノベーション支援を行っている、株式会社フィラメント代表取締役CEOの角勝氏に解説して頂きました。 角 勝 氏 ...

ネットワークサイエンスで改善!在宅勤務のコミュニケーションと生産性低下

今回は、ピープルアナリスト 大成弘子氏に、働く人々の幸福に関するデータ活用についてお話を伺いました。全4回にわたって沢山の事例を交えながらご紹介していきます。前回の記事(ピープルアナリストが語る、リモートで組織のつながりを強化する方法)に続き、最終回の第4回目となります。 今回は、リモートワークにおける問題TOP3のうち、 1.リモートワークによってつながりが薄れている、孤独を感じる 2.リモートワークでパフォーマンスが低下する社員がいる 3.リモートワークでオンラインミーティングが増えたが、どうコミュニ ...

オフィスにアートを取り入れる7つの効能

近年、新規事業や組織づくり、イノベーション創出といったビジネスの文脈で、アートを活用するユニークな事例が増えています。 ビジネスとアートというと一見、正反対の存在に感じるかもしれません。 しかし、ビジネスアイデアのインスピレーション、組織のミッション、ビジョンの可視化、社会へのメッセージなどにおいてアートは効果的な役割を担うと、世界のアートの中心地ニューヨークで、2019年にアートレンタルサービス「Curina」を創業した朝谷実生氏は言います。 今回は、朝谷氏に、「アート×ビジネス」をテーマに、海外におけ ...

四方よし

【経営の羅針盤 2021年1月】 企業の社会的責任と「三方よし」 2015年に国連が提唱したSDGsへの関心が一層高まるなど、企業の社会的責任や存在意義をあらためて問い直す動きが広がっています。また、ESG投資が拡大し、投資家や株主からも、社会課題の解決に向けた対応が求められるようになってきています。 企業の社会的責任に関して、日本には古くから「三方よし」の考え方があります。これは、近江商人の経営哲学を表している言葉で、「売り手よし、買い手よし、世間よし」を示しているものです。 売り手だけが利益を得ればよ ...

SDGs 活用事例に学ぶ、企業理念と目標数字のひもづけ方

多くの企業がSDGs達成と企業の成長を連動させる取り組みを進めています。 しかし、自社の業種、事業とSDGsを紐づけて発想することが難しかったり、実現に向けて具体的な数値目標を立て、活動に落とし込むことができないといった悩みを抱えている担当者も少なくありません。 そんな時は企業理念や存在意義に立ち返り、SDGsを自社なりに捉え直すことが有効です。 今回はそれによって社内浸透の推進、事業の投資判断、新規事業の可能性が広がった、という企業のSDGs取り組み事例をご紹介します。 ※この記事では一般社団法人日本能 ...

ピープルアナリストが語る、リモートで組織のつながりを強化する方法

この記事では、「働く人々の幸福に関するデータ活用」をテーマにとりあげた、ピープルアナリスト 大成弘子氏の講演を全4回にわたってご紹介しています。今回は前回の記事(ピープルアナリストが語る、仕事の生産性を高める幸福とは?)に続き3回目となります。 第3・4回目では、リモートワークにおいて、企業が陥りがちな以下の問題をとりあげます。 1.リモートワークによってつながりが薄れている、孤独を感じる 2.リモートワークでパフォーマンスが低下する社員がいる 3.リモートワークでオンラインミーティングが増えたが、どうコ ...

DXのための組織改革とは?〈DXの基礎知識②〉

今回はDX(デジタル・トランスフォーメーション)の基礎知識や進め方について、イチから学びたい方のために、日本能率協会の「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進セミナー(オンライン)」で講師をつとめる高安篤史氏にコラムを寄稿いただきました。 このDXのコラム連載は、下記の様な流れで全9回にわたって進めていきます。 データの有効利用とは? DXのための組織改革とは?・・・・・今回はココ DXのための人材育成とは? DXに関連する技術とは? DX推進のための必要スキルとは? DX推進におけるはまりやすい罠 ...

変化への適応力とKAIKA

【経営の羅針盤 2020年12月】 求められる変化への能動的な適応 少子高齢化が着実に進行する国内市場、グローバルな企業活動の広がり、デジタル技術の飛躍的な革新。温室効果ガス削減や環境問題への対処、SDGsへの取り組み。そして、コロナウイルスの感染拡大。企業経営が今日ほど大きな変化の波にさらされている時代はないでしょう。 日本企業は、これまでにも、繰り返される景気変動や、ニクソンショックやオイルショック、長期的な円高の進行、ネット革命、リーマンショックなど、様々な変化に対処してきました。 しかしながら、今 ...

〈アフターデジタル〉なぜDXの目的はUXなのか、中国の事例から考える

DX(デジタル・トランスフォーメーション)の目的とは何なのでしょうか? その問いに対して、「DXの目的はUX(ユーザー・エクスペリエンス)である」と、株式会社ビービット 東アジア営業責任者の藤井保文氏は答えています。藤井氏はデジタルデータの活用が進んでいる今の世界を「アフターデジタル」と捉え、企業が取り組むべきDXの方向性を示しています。 多くの企業においてDXへの取り組みが加速している今、その目的は企業(事業)サイドの視点以外でも語られているでしょうか?DXは、自社の顧客にはどんなメリットをもたらすので ...

アートが導くビジネス・イノベーション(Google他の事例から)

近年、新規事業や組織づくり、イノベーション創出といったビジネスの文脈で、アートを活用するユニークな事例が増えています。 ビジネスとアートというと一見、正反対の存在に感じるかもしれません。 しかし、ビジネスアイデアのインスピレーション、組織のミッション、ビジョンの可視化、社会へのメッセージなどにおいてアートは効果的な役割を担うと、世界のアートの中心地ニューヨークで、2019年にアートレンタルサービス「Curina」を創業した朝谷実生氏は言います。 今回は、朝谷氏に、「アート×ビジネス」をテーマに、海外におけ ...

〈コニカミノルタ×ZKTeco〉Withコロナ時代に加速するスマートシティへの移行

本記事は、コニカミノルタ松﨑 正年氏 × ZKTeco何 勲鵬氏が登壇したJMA GARAGEオンラインイベント「Withコロナ時代に加速するスマートシティへの移行~中国のスマートシティ事情~」のイベントレポートです。 国では新型コロナウイルス対応を機に都市のAI・ロボット化・スマートシティ化が急速に促進されています。 デジタル技術を生かした新たな都市づくりを日本政府も進める中、企業の持続的成長にむけて改革に挑んでこられたコニカミノルタ取締役会議長 松﨑 正年 氏と中国の北京大興空港で生体認証技術をベース ...