経営の羅針盤

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2021/1/13

四方よし

【経営の羅針盤 2021年1月】 企業の社会的責任と「三方よし」 2015年に国連が提唱したSDGsへの関心が一層高まるなど、企業の社会的責任や存在意義をあらためて問い直す動きが広がっています。また、ESG投資が拡大し、投資家や株主からも、社会課題の解決に向けた対応が求められるようになってきています。 企業の社会的責任に関して、日本には古くから「三方よし」の考え方があります。これは、近江商人の経営哲学を表している言葉で、「売り手よし、買い手よし、世間よし」を示しているものです。 売り手だけが利益を得ればよ ...

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2020/12/24

変化への適応力とKAIKA

【経営の羅針盤 2020年12月】 求められる変化への能動的な適応 少子高齢化が着実に進行する国内市場、グローバルな企業活動の広がり、デジタル技術の飛躍的な革新。温室効果ガス削減や環境問題への対処、SDGsへの取り組み。そして、コロナウイルスの感染拡大。企業経営が今日ほど大きな変化の波にさらされている時代はないでしょう。 日本企業は、これまでにも、繰り返される景気変動や、ニクソンショックやオイルショック、長期的な円高の進行、ネット革命、リーマンショックなど、様々な変化に対処してきました。 しかしながら、今 ...

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2020/11/11

映画の名言に学ぶ、こころの指針

【経営の羅針盤 2020年11月】 ウィズ・コロナの新しい生活様式が広がるなか、映画館においても、万全の対策を行いながら、観客受入れが広がっています。先日、公開が始まった『鬼滅の刃』は、公開10日間で興行収入が100億円を突破。これは、これまでの最速記録というだけでなく、同時期における日本以外の各国での興行収入総額を上回る金額というから驚きです。 映画には、人々を勇気づけ、元気にする力があることを再認識させられました。今回は、映画のなかの名言を取りあげ、これからの生き方の指針を探りたいと思います。 I d ...

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2020/10/26

三人のレンガ職人の寓話~今、改めて仕事の意義を考える~

【経営の羅針盤 2020年10月】 ■3人のレンガ職人の寓話 このコラムをご覧になっている方なら、「3人のレンガ職人」の寓話を目にしたことがある方が多いことかと思います。念のために、概略をご紹介します。 ある旅人が道を歩いていると、一人のレンガ職人がレンガを積んでいるところに出会った。 旅人が「あなたは、何をしているのですか?」と尋ねると、 レンガ職人は、「見ればわかるだろう。親方の指示で、レンガを積んでいるのだ」と答えた。 旅人が歩いていくと、別のレンガ職人に出会った。 また、「何をしているのですか?」 ...

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2020/10/7

競争力向上に資するための研究・開発の課題(後編)

【経営の羅針盤 2020年9月】 前回に続いて、日本能率協会が研究・開発部門の責任者を対象に実施した調査結果をもとに、研究・開発を競争力向上に結び付けることにおいて「高成果群」とグルーピングされた企業の特長を探っていきます。 ◆「出る杭」「とがった人材」が活躍できる組織風土 調査では、組織風土に関する項目を複数列挙し、それぞれについて「当てはまるか」を尋ねています。 その結果、「『出る杭』や『とがった人材』が尊重され、活躍できている」「お互いに刺激し合っている」の項目についてについて、「高成果群」の方が「 ...

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2020/10/7

競争力向上に資するための研究・開発の課題(前編)

【経営の羅針盤 2020年8月】 ◆コロナ禍が迫る事業構造の見直し 新型コロナウイルスの感染拡大は、企業経営にも大きなインパクトを与えています。当面の業績への影響にとどまらず、中長期的な事業構造の見直しを迫っています。 日本能率協会が毎年実施している経営課題調査においても、今年の調査の現時点での回答結果を見ると、「事業基盤の強化・再編」を経営課題として挙げる比率が上昇しています(※最終的な調査結果については、9月以降に公表する予定です)。 事業構造の見直しに関しては、昨年度の調査においても、今後5年程度で ...

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